2007年4月14日 (土曜日)

自己批判

有効な批判は自己批判でなければならない。

といふのも言葉はかならずしも認識を完全に表現するわけではなく、或る主張に対する批判はその主張を行なふ当人自らが行なふのが最も誤解が少なく、正当な批判になるであらうから。

或いは自己批判しない人々に対しては何を言っても無駄であり、その人々の考へ方を変へさせることはできない。つまり、他人からの批判が無効になるわけで、自己批判を介さなければ如何なる「批判」も有効なものとはなり得ない。

これは必ずしも世の中に自己批判的な人間とさうでない人間がゐるといふことを意味しない。他人から多くのことを「批判」されても、大抵はごく僅かな部分しか受け入れることができないといふ意味である。といふのも、他人からの批判は誤解によって的外れになってゐる場合があるし、さうでなくとも、自分にとってそれを「的外れ」と見做せる場合にはさう見做した方が気持ちがいい場合が多いからだらう。

【約400字】

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2007年3月20日 (火曜日)

今日の雑感4: 祝・文庫化/三浦理論への疑問

  • 既に周知のことやもしれぬが、言語過程説の基礎文献『國語學原論』が文庫化されて復刊した! めでたいことである。ついでに(といっては失礼ですが)「文法の鬼」と呼ばれたかの碩學の主要著作も文庫化してくれると嬉しいのだが。

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2007年3月14日 (水曜日)

今日の雑感3: リンク改訂など

備忘録として書く。

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今日の雑感2

今の私が「後の私」のために記録しておく。この記録にはまとまりがなく、前後が単なる連想によってつながれてゐる部分があると今の私は判断する。

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2007年3月12日 (月曜日)

今日の雑感1

今の私が「後の私」のために記録しておく。この記録にはまとまりがなく、前後が単なる連想によってつながれてゐる部分があると今の私は判断する。

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「ケンケン21」メモ

先日、itikunさんと一緒に「ケンケン」に出席しました。テーマは「認知と意識」で、「哲学道場などより生産的」といふ印象を受けました。なぜさういふ印象を受けたか考へますに、やはり「対象について或る定義が与へられたときに、それをどうやって研究していけばよいか」といふ実践的な問ひに立脚してゐるからだらうと思ひました。哲学道場の場合は価値基準が共有されてゐない(むしろわざわざぶち壊してゐる)ので、メタ・レベルではともかく、それ自体としては生産的になりやうがないと感じます(ただし、これは飽くまで大雑把な印象ですから、私とは違ふ側面から見て「生産的」と捉へられる方もゐるかもしれません)。

議論の内容について少しメモしておきますと、究極的には観念的過程と生理的過程との関係如何、即ちココロの働きと脳の働きとの関係が問題になって来る議論でした。詳しく述べますと、

  • 脳で起こってゐる生理的反応の過程を幾ら調べてみても、それが観念的過程と対応付けが可能であるかは疑はしい。従って脳の研究だけではココロの研究が尽くせるとは思へない
  • また、被験者の行為を調べるとしても同じ行為に異なる観念的過程が結びついてゐる可能性があり、行動主義でココロが調べ尽くせるとも思へない。例へばジャンケンで同じグーを選択してゐても、気まぐれで選択された場合と推理によって選択された場合が想定し得る

――といったことです。かうしたことを念頭に置くと、ココロは或る種の仮設としてしか成立せず、経験的に証明し得るものではないと感じます。見えないものについては(それが何らかのカタチで「存在する」ことも含め)やはり一定の仮設を立てて研究を始めるしかないのでせう。

【約700字】

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2007年2月17日 (土曜日)

「ケンケン」に出席しました

本日は京大にて開催されてゐる「心理学究法究会」に出席して参りました。

テーマは尺度のお話でした。尺度(scale)、或いは尺度構成(scaling)とは何かといふことで、次の三つの異同について議論が交はされました。

  1. 道具及び道具を使った手続きの規則
  2. 特定の対象に対してどんな数値を割り当てるかの規則
  3. 割り当て(られ)た数値間の関係(構造)

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2007年2月12日 (月曜日)

第50回学術工房にて発表

昨日日曜日、NPO法人日曜大学の「学術工房」といふイベントにて、発表(質疑応答含め90分)を行なった。

内容は弁証法における「量質転化の法則」と虚偽論における「ギャンブラーの誤謬(gambler's fallacy)」及び「逆ギャンブラーの誤謬(inverse gambler's fallacy)」とを対照し、「量質転化」(QQ)的な発想と「ギャンブラーの誤謬」(GF)的な発想と両方を視野に入れてポジティブ・シンキングに生かさうといふ軽いノリのものであった。

学術工房では発表が参加者によって採点され、総合点で100点満点中70点以上だと発表者に奨励金が支払はれる制度になってゐる。採点はまづ参加者のアンケートによって算出された感覚点に「理解度テスト」の点数などを加味して計算される。理解度テストとは参加者が発表内容をどの程度理解したかを試すために行なはれる択一テストで、予め発表者が用意しておかなければならない(問題を簡単にすれば点数は高くなるが、参加者に「簡単過ぎる」と判断されると却って点数が下がるやうな仕組みになってゐる)。なほ参加者が五人以下の場合には採点はなされないさうである。

今回の私の発表は感覚点が75点だったが、問題が難しかったやうで総合点は59点になった。

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2007年1月12日 (金曜日)

抱負2007

今年は以下の二点に力を入れて行きたいと考へてゐます

  • 今年は語学(英語・ラテン語)の勉強
  • 長い文章が構成できるやうになること

具体的には以下の目標を年内に達成することを目指します。

  • 英語のペーパーバック(本文が100ページ以上あるもの)をのべ六冊以上読むこと
  • 『ガリア戦記』(原文)の第一巻の丸暗記
  • 二万字から四万字の文章(論文が難しいやうであれば解説文もしくは紹介文)を一本書き上げること

以下は去年行なった目標設定についての反省です。

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2007年1月11日 (木曜日)

年次報告2006

去年の活動を以下のページにまとめた。

年次報告

今後も毎年活動の記録と公開を続けて行く予定である。

以下では、このやうに活動を記録することとそれを公開することの意義について今考へてゐるところを述べておく。

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2006年12月10日 (日曜日)

哲学ショー歌

このブログには時々余りにも下らない記事が載りますが、この記事もそのひとつ。

以前、「ポケモン言えるかな?」のリズムに合はせて「哲学者言えるかな?」といふ替へ唄を作らうと考へてゐた時期があり、或いは「天才バカボン」の替へ唄 で「♪哲人国家だプラトントン」などと唄ってゐたこともありましたが、まー世界は広いもので似たやうなことを考へる人がゐるものです。

Philosophy Song

哲学史に引っ掛けた替へ歌を多数掲載し、音声をMP3ファイルに収めてくれてをります。Antinomy, We Didn't Start Inquiry, I Can Think Clearly Now, This PHDなどが私が好きなところです(特にThis PHDには苦笑(^^;))。

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2006年9月21日 (木曜日)

感想「オリジナルの肝」

Gyaoで「オリジナルの肝」といふ対談番組を視てゐます。高橋良輔氏がホストの番組で、今回のゲストは押井守氏でした(前編)。以下、私が視たものとその感想を書きます。

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2006年9月12日 (火曜日)

プールに行った

思ひ出話と日記を書く。

私は運動が下手で、体育の時間における役割はいつも皆の足手まとひだった。まづ坂上がりができない。走らせればすぐに息が切れるし、「ダッシュ」し ろと言はれても「ランニング(他の男子基準)」しかできなかった。持久走ではダントツに遅く、体育教師が待ち兼ねて途中で止めさせる始末である。柔道の時 間に大外刈りをかけさせてもらふと(つまり、これは突っ立って組み合ってゐる相手にかけると予告してさせてもらふ約束練習なのだが)一瞬後には自分の方が 畳の上に寝てゐるといふ男であった(私も不思議だったが相手もポカンとしてゐた。ギャラリーにはいささかウケてゐたやうだ)。

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2006年8月 1日 (火曜日)

『意識と言語』の感想

宮田和保『意識と言語』(桜井書店、2003)を一読しての感想です。ざっと読んだだけですが、言語過程説、或いは三浦つとむ先生の立場と、ソシュールに根を持つ現代諸思想の立場との関係について分かり易く位置づけてくれてゐる本だとお見受けしました。

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2006年7月25日 (火曜日)

つながりの自覚

先日、本屋で暇を潰してゐたら、高殿円『オーダーメイドダーリン』(今本次音〈マンガ〉、飛鳥新社、2006)といふ本があり、コミック部分だけをさらっと立読みした。

内容は「自分に最初からピッタリ合ふ彼氏などは世の中に存在しない! そこそこのオトコを捕まへてカスタマイズすべし!」といふもので、現実の恋愛とはど ういふものか、オトコはいかにオンナと違ふものの見方考へ方をしてゐるかを経験談を交へながら説明してゐる。もちろん理論的な裏づけがあるやうなものでは ないが、なかなかタメになるし、天与の「出会ひ」を期待するのではなく、能動的に相手を創る(実際には創り合ふ)といふ発想には、自然成長性の克服といふ 点で自分と共通するものがあると感じた。

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2006年7月23日 (日曜日)

「へっぽこ社会学派 社会学ゼミ」に参加しました

今日は社会学の読書会に参加して来ました。内容は『不道徳教育』といふ本を要約発表して話し合ふといふもので、「リバタリアニズム」について勉強させてもらひました(なほ私はこの本を読んでゐないので、以下は今日聴いて来たこと、考へたことにのみ基きます)。

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2006年7月 5日 (水曜日)

自己評価

人間は自分で自分を測るためのモノサシを持ってゐるものだと思ふ。

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哲研さんに行って来ました

昨日(4日)は他大学の哲学サークルの例会を見学に行き、カントールが打ち立てた素朴集合論がラッセルのパラドックスによって一旦壊されてから、公理的集合論が打ち立てられたといふ話を数学を専攻する方から伺って来ました。

うーん、確かに面白い話ではあるし、聞けばそれなりに分かる気もするんだけれども、かういふ話は生半可に分かっても仕様がないところがある気がしますね。各自が徹底的に考へぬいた上で初めて討論が成立するのかなぁといふ感じで、私のやうな素人が興味本位で聞いてもお勉強にしかならないわけです(もちろんお勉強がなければその先もないんですが)。

また、理系と文系との溝の話から学問の細分化の話がちょろっと話題に登りましたが、その点から言っても、もっと具体的で多面的な対象を取上げた方が各自の見方の違ひが出て面白いのかもしれません。数学基礎論も数学や論理の中にだけ籠ってしまって自然・社会・精神とのつながりを論じないのであれば、その存在意義を失ってしまふのではないかと感じます。尤もこのやうに内容を問題にすることは一方で数学の厳密性・客観性を損ねる可能性を含んでゐて、そこから形式主義といふ考へ方が生まれて来るんだらうとは思ひますけれども……。

――などと言ひつつ、自分が主催する「哲学道場」ではテキトーな言葉で不毛っぽい討論を展開せざるを得ないので、建設的に考へられる数学の人が羨ましかったりもします(^^;)

【約600字】

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2006年6月11日 (日曜日)

無神経

私は無神経な人間です。

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2006年4月26日 (水曜日)

生活記録

午前中に左京区役所に行き、年金の学生納付特例の手続をする。と言っても、書類一枚出して来るだけだ。

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2006年4月24日 (月曜日)

ザ・自意識過剰

思春期の頃は、よく対人関係で悩んだものです。私の場合はそれがかなり病的ではなかったかと常々思ふのですが、でも他人の悩みと見比べてみたわけではあり ませんから、やはり分からないところがあります。今回は状況を擬設して、少しばかり昔の気分で妄想を走らせてみませう――。

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2006年4月 8日 (土曜日)

お笑ひ芸人=太宰治の印象

太宰治の小説については評価がはっきり分かれるのださうだ。「そんなものか」と思ってゐたが、最近さらに「『人間失格』を読んで太宰が嫌ひになった」といふ意見を耳にした。

「人間失格」だけを読んだらそら嫌ひになるわなぁ……と思った。しかし、私は太宰の小説はおもしろいと思ふ方である。

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2006年3月24日 (金曜日)

愛國戰隊大日本

「愛國戰隊大日本」は1983年に発表された同人特撮作品。制作したのは後にエヴァンゲリオンを作ることになる人たち。これに影響を受けたフランスのオタクをして「フランスファイブ」なる戦隊ものを作らしめるほど、特撮としてはいいデキ。

俺もどうせ作るならかういふ死ぬほどバカバカしいお話がいいなぁ。個人的にはの日本文化の素晴らしさが云々といった本を書くよりもかうしたオモロイ作品を作る方がよっぽど気が利いてゐると思ったりしてしまふ(まあ眉をひそめる方もをられるかもしれないが)。ちなみにこれを観て愛国心が鼓舞される方は稀少かと(笑)。

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2006年3月17日 (金曜日)

オフで弁証法について話す

mixiで知り合ったじゅんや氏からお誘ひがあったので、三浦つとむつながりで会って来ました。

今春で院生からエンジニアになるじゅんや氏は学部時代に空手をやってをり、南郷継正氏経由で三浦言語論を知るに至ったといふことです。

三時間ほど話し合ったのですが、復習がてらにトピックの中からいくつか振り返っておきませう。

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2006年2月12日 (日曜日)

実家にて

実家に行ってをりました。

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2006年2月 2日 (木曜日)

阪大哲学ラジオ

ラジオ・メタフュシカ
http://www.let.osaka-u.ac.jp/philosophy/Radio/index.htm

なんなんだこのインディーズ具合は(笑)。
でも「哲学科」に対する偏見の是正といふ点では支持したいなあ。

上野さんのアドリブ具合にほだされて思はず訛りが出ちゃふ吉永タン萌え。

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2006年1月 1日 (日曜日)

抱負

明けましておめでたうございます
本年もよろしくお願ひします。

去年を振り返ってみますと、目的を設定することの重要性に気がつきます。

今年は就職活動や卒業論文などに力を入れることはもちろんですが、言語学が達意の表現に役立つことを確信を深め、同時に具体的にはどのやうな表現が優れてゐるかといふことについて的を絞って考へていきたいと思ひます。

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